空から美少女

主にアニメの感想を書いてるブログ

ささめきこと11話 「なんでもない」

今回も水着回。村雨さんは黙ってればかわいいのに・・・性格がちょっとオジサンっぽいのが残念でなりません。親近感は沸きますがw
今回は、各キャラクターがとても魅力的に描かれていて良回だったと思います。みやこは今回全く見せ場がなかったので、ちょっとかわいそうでしたけどね。

パンを食べている印象しかなかったきょりちゃん。でも、今回のきょりちゃんはいつもの空気のような存在じゃありませんでした。
今回、きょりちゃんは「子供チーム」と「大人チーム」に分けて村雨さんと汐ちゃんを引っ付けることに成功。このチーム分けは、きょりちゃんにしかできない行動ですよね。きょりちゃん以外の人がチーム分けしちゃうと、色々問題が起こりそうな気がしますし・・・

「自分たちを囮にして男を誘ってみたら・・・」と村雨さんの本心を探るようなシーンは、今までの汐ちゃんからは考えられない言動だと思いました。その後、彼女が村雨さんへの今の気持ちを話すシーンなんかも印象的。村雨さんへの気持ちに「迷い」が生じてきたのでしょうね。
それと、
帰りの電車内で朋絵が「恋というものは・・・」と話し始めるシーンは、今の村雨さん・汐ちゃん・あずさの関係を的確に表してるなと思いました。

今回、あずさは泣きませんでしたね。
「どうせ泣くんだろ・・・」と思ってましたので、村雨さんに笑顔で「なんでもない」と言うシーンはちょっと意外でした。あのシーンは、「切ないシーン」というよりも、あずさの二人を見守るという気持ちが伝わってきたので「優しいシーン」という印象を受けました。あそこであずさが泣きじゃくって泥沼関係に陥るという展開もアリなんですが、個人的には今回のような身を引く展開のほうが好きです。

「両思いより片思いのほうが美しい」と思ってる自分としては、片思いが多く描かれている「ささめきこと」はすごく好きです。「べっ、別に両思いの経験がないから、両思いの良さが分からないってわけじゃないんだから!」

最終回はどうなるんでしょうね。村雨さんと汐ちゃんは曖昧な関係のまま終わるのか、それとも・・・
このアニメが終わるのは寂しいですが、どういう結末になるのかは楽しみです。