空から美少女

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俺修羅 第12話感想「戦略の結末は修羅場」

今回は真涼回だった。
前回までの真涼は、たまにかわいいこと言ったと思ったら次の瞬間にはフェイクだと言ったり、
ノートを使って主人公を脅迫したり、性格はこのアニメに出てくるヒロインでは最悪と言っていい。
何を考えてるのか分からないし、嘘ばっかり言ってるから見ていて疲れる。
千和、姫香、愛衣は、主人公に分かりやすい好意を寄せてくるから、二人っきりの時のシーンとかはやっぱりかわいい。
でも、主人公と真涼の二人っきりのシーンで真涼は、全然魅力的じゃないんだよね。

今回の話は性格最悪だと思ってた真涼が、そこまで最悪じゃないかもって思える話だった。
俺も他人に対しては本音ではなかなか話せない。
もしその本音が相手に否定されたらと思うと、生まれてきてごめんなさいって思っちゃうかもしれない。
でも、演技でなら他人となんとか会話できる。
たとえ他人に否定されてもそれは演技っていう予防線のおかげで、自分の本心じゃないから本音で話して時よりかは傷つかないで済むしね。
真涼が俺みたいな理由で演技をしているのかは知らないけど、今回の話の主人公に自分の本音を吐露するシーンはちょっとグッと来た。少なくともあれは演技ではないと信じたい。

今回の12話でもちょっとウルウルして、原作の合宿回読み直して泣いた。
修羅場を期待して原作買ったけど、修羅場はそこまでハードじゃない。
でも、どのヒロインも魅力的だから最終的にどの娘とくっ付いても俺は許す。

ラノベって原作者の好みでヒロインごとに扱いに差があることが多い。
でも、この作品はヒロイン間のバランスがいいほうだと思う。
もちろん真涼とか千和の出番は多いけど、
他のヒロイン二人もちゃんとかわいいと思えるシチュがあってアニメスタッフも原作者もいい仕事してる。
自分の好きなキャラの扱いがぞんざいな作品とか見てて悲しくなるし。
例えば、CLANNADの椋とかね・・・姉の杏は厚遇されてるのにさ・・・